WizWe HR情報局より、人事/HRに関連する気になるニュースを月に一回まとめてお届けいたします。
今回は9月後半から10月前半のニュースをピックアップいたしました。
人事ご担当者の皆様のご参考になれば幸いです。
マネジメント層が若手リーダーに求めるスキルとは?
・若手リーダーに身に着けてほしいスキル1位は「周囲を巻き込む力」、2位が「結果に対するこだわり(責任感)」であった
・マネジメント層の6割が若手リーダーは「学習の機会を与えられている」と回答
自社のスキル不足について「非常に懸念している」と回答した企業が39%
「スキルアップの意識調査レポート2022」
・世界的に社会人がスキルアップに前向きであることが浮き彫りに
・その一方で、日本のスキル不足が顕著であることが浮き彫りとなった
※ヘイズ・ジャパン「スキルアップの意識調査レポート2022」より
やりがいを最も感じていないのは「年功序列である」グループ
・いまだに多くの企業で、年功序列の要素が併存
・社内環境が最も良好なのは「やや年功序列である」グループ。最も悪いのは「年功序列である」グループ
・やりがいを、最も感じていないのは「年功序列である」グループ。その理由として、「適切な目標設定がされない」「社内のキャリアステップが明示されていない」という回答が相対的に多く挙げられた
※Resily株式会社「年功序列をはじめとする人事評価制度に関する意識調査」より
TOEIC® Listening & Reading公開テスト、実施する受験地を増設
・2022年12月18日(日)および2023年2月26日(日)の午前・午後に実施するTOEIC® Listening & Reading公開テストにおいて、実施する受験地を増設
クインテグラルがグローバル標準のビジネススキルアセスメントを9月より無料提供
・米国AMAが開発したグローバル標準のビジネススキルアセスメントの日本語版を無料提供
・アセスメント結果により、個人の強みと弱みを把握し能力開発に役立てることができる
日本通運、パソナ、サークレイスが戦略的提携
『海外駐在員管理支援サービス』提供開始
・赴任時と帰任時の駐在員の転居や生活準備に関わる業務のほか、赴任中の給与計算や労務管理など、海外への赴任から帰任に至るまでの全ての期間で必要なサービスをワンストップで提供
・日本通運で導入・活用中の海外人事管理プラットフォーム「AGAVE(アガベ)」を活用して、関連業務の情報を一元管理することで、業務の可視化と効率化を実現する
コーン・フェリー、コロナ後の就業意識の変化に対する調査論考を発表
・今、アメリカを中心に欧米ではGreat Resignation(大量離職)とQuiet Quitting(静かな退職)という2つの社会現象が進行している
※コーン・フェリー・ジャパン「コロナ後の就業意識の変化に対する調査論考」より
外国籍ITエンジニアの活躍・定着を左右する要因は、「異文化適応行動」
・外国籍エンジニアが日本で活躍するために重要な要素は、「異文化適応力」
・職場風土のタイプによって、見極めるべきポイントが異なる傾向が見られた
※ヒューマンリソシア株式会社「日本で働く外国籍ITエンジニアに関する共同調査」より
【リモートワークにおける感情面のマネジメント】
マネジメント層と一般社員に認識のギャップが存在
・80.2%の部長職、69.2%の課長職が「部下の気持ちに寄り添えている」と回答するも、一般社員の4割が「何も感情に寄り添ったマネジメントをされていない」と回答している
・リモートワーク下でコミュニケーションギャップが存在してしまっている
パーソルグループ国内社員対象ポストコロナも時間や場所にとらわれないはたらき方を推進
・社員のエンゲージメント向上を目指し、自律的にはたらく場所やはたらき方を選択できる制度を推進
仕事のストレスに関する経営者と従業員のギャップが明らかに!
「職場のメンタルヘルスに関する調査結果」
・従業員が思うよりも、経営者は従業員に高いストレス耐性を期待している
・経営者が思ってるほど従業員は経営者を精神的な支柱であるべきと捉えていない
・上司にメンタルヘルスに関して相談しようと思わない理由の1位は「解決しそうにない」という理由
※株式会社リンケージ「経営者と従業員のメンタルヘルスに関する認識ギャップ調査」より
パナソニック オートモーティブシステムズが有給の育児休暇等を導入
・親の性別を問わず、満2歳まで、20日間の育児休暇(有給)を試行導入
・育児・介護休業法の改正に従い、出生時育児休業を導入
・従業員が思うよりも、経営者は従業員に高いストレス耐性を期待している
株式会社Hajimari 内定者ワーケーション実施レポート
・株式会社Hajimariは23卒内定者と経営陣の参加するワーケーションを実施
<内定者の声>
・入社前の段階で同期や経営陣と交流を深められて良かった!
・2日間で話せなかった人がいないくらい、普段あまり関わることのできない色々な人と関わることができた。部署や役職を超えた交流ができとてもよかった!
・自身の配属予定の事業部以外のメンバー・事業部長とも距離が縮まった!
大企業人事が語る、21卒と22卒の新入社員の違いとは?
・オンラインへの適応力は、81.9%が22卒は高いと実感、21卒と比較し5.4ポイント高い結果に
・人事から見て、21卒・22卒のどちらも「安定志向が高い」と8割以上が回答
・学習に対する意欲に関して、21卒・22卒のどちらも7割以上が意欲
・半数以上が、21卒・22卒は新入社員研修において「ポジティブ思考」と回答
【ハラスメント】
【社内相談窓口では難しい課題も?】約3割がパワハラに対する「役職者・年長者・影響力のある人材への指導が難しい」と回答
・パワハラ相談窓口の設置により8割の企業がパワハラを解消できたと回答
・パワハラ相談窓口の課題感として『相談者の情報が社内に漏れる(34.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『行為者が役職者・年長者・キーマンで、指導が難しい(30.6%)』と回答
※株式会社マイシェルパ「パワハラ防止法適用後の課題に関する調査」 より
【人事DX】
DX化が遅れる大企業の共通点 若手社員の7割が課題意識薄い
・DX化が進んでいないと感じる人のうち、7割は「課題を感じない」「意識していない」
・DX化が進まないのは「会社の課題意識がない」からと感じている回答が多数に
・ 進まないDX化に課題を感じる人の74.4%が「転職したい」
※株式会社RECEPTIONIST「勤務先のDX化についての調査」より