■せっかく運動するなら、筋肉について知っておこう!

さて、今回はちょっと筋トレの意義をより感じられるように、「筋肉」について少し学んでいきましょう💪

もしかしたら「今回は難しいのかな?」と思われるかもしれませんが、新しい“学び”から気づくこともあると思いますので、是非読んでみて下さい!😊

 

■筋肉ってそもそも何だろう?

筋肉は「筋線維」という細胞の束でできています。筋線維には大きく分けて「速筋線維」「遅筋線維」があるのをご存知でしたか?✨

このバランスは人それぞれに違います。またそれぞれ以下のような特徴があります。

 

・速筋線維の特徴:スピードがあるが、持久力に欠ける

・遅筋線維の特徴:持久力があるが、スピードや力に欠ける

 

例えば長距離のアスリートは遅筋線維、短距離アスリートは速筋線維が多いといわれています💡

筋トレで肥大するのは主に速筋線維となります。速筋線維が肥大するためには、速筋線維が疲労した状態になるまで「十分に」使われることがまず必要です。

遅筋線維が太くならないというわけではありませんが、肥大速度でいうと速筋線維の方が遅筋線維の3倍ほど速いと考えられます。

 

ところが、速筋線維は実は「日常的にはあまり使われない筋肉」という特徴があります。

速筋線維が十分に使われる時は、主に2つあるといわれており、1つが「大きな力を出す」場合、例えば高強度の筋トレなどがそうです。

そしてもう1つが、「筋肉全体が疲労しており、速筋を使わざるを得ない」場合で、例えば、加圧トレーニングやスロートレーニングなどがあります。

 

※スロートレーニングとは、例えば、スクワット1回でも4秒かけて膝を曲げ、4秒かけて立ち上がるといった具合に、時間をかけてトレーニングをすること

※通常のトレーニングで、低強度で筋肉を真に疲労困憊にまで追い込むのは大変なのですが、加圧トレーニングやスロートレーニングは、筋肉を血流不足にすることで、「手っ取り早く疲労させてしまう」方法といえます。

 

次回は「遅筋線維」と「速筋線維」筋肉が減るのはどっちが先?をお届けします!🎵