株式会社資格スクエア

導入企業インタビュー

【株式会社資格スクエア】プログラム参加者の学習量が3倍にアップ!仲間をつくり励まし合いながら学習を継続

Smart Habit LTV導入概要

実施期間 2022年8月~12月(4か月)
対象 司法試験予備試験講座
人数 174人 34チーム
内容

学習の習慣化/週の学習時間20時間の達成

ご担当者様
会社名:株式会社資格スクエア
部署名:事業推進部 カスタマーサクセスグループ 
ご担当者名:マネージャー 坂本理奈 様・社領麻衣子 様
事業内容:資格試験のオンライン学習サービス事業「資格スクエア」の運営

※本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は当時のものです。

ご担当者様インタビュー

-Smart Habit導入前の課題

オンライン予備校なので、受講生同士の横のつながりがありませんでした。他の受講生がどれくらいの学習量なのか、どのように学習しているのかを共有する場がないということが、まず課題としてありました。

孤独な戦いがずっと続くという状態ですので、一緒に学習する仲間がいないとモチベーションを維持することがなかなか難しいです。そこから挫折につながりやすいため、仲間をつくってあげたいと考えていました。

また、司法試験予備試験は、合格するまでに最低2000時間は必要と言われています。学習に莫大な時間を使わなくてはいけないため、途中で挫折する人がとても多い難関資格です。最後まで続く方は一握りとなってきますので、学習継続という点も課題でした。

- Smart Habitを導入したきっかけ

弊社は、2021年12月にレアジョブグループに参画をしています。レアジョブグループのカスタマーサクセスチームと弊社のチームで情報交換をしたときに、一人一人をサポートできるチャットボットのようなものを導入したいという話をしたところ、レアジョブではWizWeさんのサービスを使っていたという話がありました。そこで、ぜひお話を聞いてみたいと機会を設けていただいたのがきっかけです。

実際にお話をする中で、弊社にとって学習継続という面で課題とマッチするサービスだと思いました。期間や内容の部分に関しても、弊社の要望に合わせてカスタマイズしていただけるというところに魅力を感じ、導入させていただきました。

- Smart Habitを導入したことで課題解決につながりましたか?

今回、174名の方にご参加いただき、34チーム作りました。アプリ内のチャットでチームメンバーと「これってどうしてたの」など頻繁に連絡していたり、「全然最近できてなかった」「そういうこともあるよね」など励ましの場があったりするチームが出てきて、お互いに励まし合いながら学習継続を進めていたのを見ることができました。このプログラム終了後も、継続してつながりを持とうと、個別に連絡を交換している姿も見られましたので、仲間づくりのきっかけになったと思っています。

また、学習量をポイント制に置き換え、ランキング形式にしたり、グラフで表示したりすることで学習量が目に見える形で分かるようになりました。実際にABテストをして、今回のプログラム参加者と非参加の学習量を比較したときに、参加者のほうが2.5~3倍ほど学習量が上がっているという効果がありました。学習量を見える化することで、学習意欲にもつながりましたし、継続にもつながりました。

- Smart Habitを導入してみていかがでしたでしょうか?

正しい知識の啓発があって、自分のコンディションをちゃんと測る、それに対していくつかのソリューションをしっかり提供して、それを自分で選んで試しながら続けていくことが大事だと感じています。習慣化を支援するために伴走サポートが付いていますが、常に誰かに見てもらっているという安心感や、フィードバックされると嬉しいというのは、多分みんな一緒だと思っています。

- Smart Habitを導入してよかった点

横のつながりがほしい、継続させたいという課題はずっと感じていたことだったのですが、社内やチームにノウハウがありませんでした。どうしようかと思っていたのですが、Smart Habitを導入することによって、ゲリラランキングやプログラムの最初にキックオフを実施するなど、御社のノウハウやアイデアを得ることができたというのがよかった点の一つです。

それから、ポイントの可視化や仲間をつくることができたことにより、受講生のモチベーションを上げることができた点。定期的な声掛けやランキングなどのイベントを実施することによって、参加者の学習継続・学習量アップを後押しできた点がよかったです。非参加者との差は歴然でした。

- 学習習慣化プログラムに参加した受講生様の声

『1人じゃない感じで心強かったです』、『学習結果が可視化され、かつ公表されるため、モチベーションの維持に大きく役立った』、『またあったらやりたい』という前向きな意見が多かったです。全体を通しては、すごく参加してよかった、学習意欲につながったという声を多くいただきました。

- 改善点などご要望

受講生の目線のほうからお伝えすると、アプリが使いづらいという声が多かったです。アプリのUIやUXがもう少し改善できると使いやすいのではと思いました。 運営側から目線では、私たち側から各チームの受講生の状況を把握するのが難しかったです。もう少し管理画面に関して改善が必要かなと感じました。

- 社内の皆様からのご意見・ご感想

『定期的な声掛けや学習量の数値化をすることで、こんなにも受講生の学習量が変化するのかと驚いた』といった声や、『ともに切磋琢磨できる仲間を見つけた一方で、チームメンバーと交流ができなかった方もいたなど、今後の課題が山ほど見つかった、いい企画だったと思う』といった声がありました。

- 今後取り組んでいきたいこと

今回プログラムへご参加いただいた受講生の学習が、通常に比べると3倍の学習量につながりましたので、その方たちに対して、プログラム終了後も同等レベルに維持できるようにアプローチを続けていきたいです。実際にゲリラランキングを1回やってみました。引き続きその方たちの今後の動向を見ていきたいと思っています。
 
それから、プログラム非参加の方も含めて、受講生のモチベーションアップや継続に繋がる施策を行って、つらい中でもなるべく楽しみながら合格まで到達できるように、学習をサポートしていきたいですね。