■「遅筋線維」と「速筋線維」筋肉が減るのはどっちが先?
フレイルやサルコペニアという言葉をご存知でしょうか。
筋肉が減り、身体の機能が低下した状態を指します。
筋肉量の減少が30歳くらいから徐々に起こり始めます。
特に、大腿(前面)、殿部、腹部、下背部周辺の筋肉は、
普通に生活していても30歳から80歳までの50年間で約半分にまで減ると報告もあります。
高齢になってから、運動習慣を身に着けたり、筋力をつけるのはとても大変です。
なるべく若いうちに運動習慣をつけ、筋力アップをしておくこと、遅くとも中高年期から対策をしておくことが重要でしょう🔥
そのためには、まず自身の筋肉の状態を知る必要があります⭐
気付かないうちに、または無理なダイエットなどによって、あなたも筋力が低下しているかもしれません。
また、経験がある方もいるかもしれませんが、ギプス固定や寝たきりになってしまった場合など、
日常よりも筋肉を使わなくなったり、筋肉に負荷がかからなくなったりした場合、筋肉は萎縮してしまいます。
このような時、「遅筋線維」の方が「速筋線維」よりも激しく萎縮します。
■自分の筋肉の量をチェックしてみましょう
では、まずはご自身の筋力がどれくらいあるのか、簡単なチェックしてみましょう!✨
チェック方法は簡単です。椅子を用意してみてください。
できればオフィスチェアのような高さが変えられるのがいいですが、
なければ普通の椅子やちょっと腰掛けられるものがあれば大丈夫です😉
簡単筋力チェックの方法
①高さ40センチくらいの椅子に座り、片足で立てる
②高さ30センチくらいの椅子に座り、片足で立てる
③高さ20センチくらいの台に座り、片足で立てる
④高さ10センチくらいの台に座り、片足で立てる
※両足や左右の片足それぞれ試してみましょう。
いかがでしたか?もし、片足で➁ができなかったら要注意です。筋力不足を疑った方がいいかもしれません。
より低い位置から立ち上がるほど難しくなってきます。チャレンジできる方は③④も試してみてください。
今回はちょっとした筋肉の知識ですが、いかがでしたでしょうか🎵
運動習慣がしっかり身についてき方は、新しい知識を得たり、運動の質を高めたり、効果的な方法を探したり、
トレーニングを自分でアレンジしてみたりして、ちょっとレベルアップしていく自分を楽しんでくださいね😉