導入インタビュー       専門学校 神奈川県

学校法人 岩崎学園

メンターサポートで学生のモチベーション向上へ。共同で仕組みづくりをすることで、学習効果の向上に寄与

導入プログラム概要

実施期間: 2020年9月30日 ~2021年2月2日(4ヶ月)
学年: 2年生
対象レベル: TOEIC換算100~400点台
人数: 29人 6チーム
内容: スタディサプリ、オンライン英会話WiLLies English、abceed、エナジード
成果:

・完了率7%(※目標レッスン数に対する、プログラム終了時点での達成率)
・CASEC TOEIC換算:平均23点up(304点⇒327点)
※最大140点up(25点⇒165点)

研修ご担当者様
学校法人 岩崎学園
経営企画部企画課/情報科学専門学校教務部教務課
安藤 美沙紀様

英語プログラムを導入前の課題|海外へ一歩踏み出す勇気が大切

普段は学年、性別、学科問わず様々な学生に留学や海外インターンシップのプロモーション活動をしています。留学に興味がある学生は多いのですが、やはり、海外への渡航経験がない学生の場合は一歩踏み出すために、背中を押してあげる必要があると感じていました。そのためにまずは、語学学習を通じて自分に自信をつけることが重要であると考えています。

Smart Habit for School導入の決め手|メンターサポートでモチベーションの管理

語学学習は、学生のみならず、社会人でも、途中で挫折してしまうことは、少なくありません。学習効果を上げるためには、挫折しないようにモチベーションを維持する仕組みづくりが必要不可欠です。そこでSmart Habit for Schoolを利用することで、各学生の学習時間を定量的に管理し、またメンターの方による学生の状況に合わせた、適切なタイミングのサポートが入ることで、学習が止まらずに最後までやり抜く流れを作ることといたしました。

導入にあたっての目標|英語への抵抗感をなくす、学習習慣を作る

まずは、英語への抵抗感を無くすため、スタディサプリを活用しました。レベル別に丁寧な動画付きの解説があるため、学生が自分自身のペースで弱点克服が出来ます。そして、英語の学習習慣をつくることも重要です。一度、継続的に語学学習に取り組む経験を持ってもらうことで、その後の人生でも自立して取り組むことができるようになって欲しいと考えています。学習習慣を作るために、毎日の学習成果の記録や、毎週単語テストと宿題の提出、グループ内で学習成果の報告、定期配信しているメルマガに英語クイズを載せるなどの施策を行っています。

英語プログラムの成果|英語を学ぶ目的意識の大切さに気付いた

Smart Habit for Schoolを利用したことにより、参加した学生の学習時間が大幅に伸びました。何を使って学べばいいのかが明確になったこと、週1回の授業と組み合わせて、定期的に到達度を確認したこと、またクラスメイトと互いに学習成果を共有し合ったことで、より自発的に学習することが出来たためです。また、単なる問題演習や文法の解説だけでなく、週1回のマンツーマン英会話や、そもそもなぜ英語を学ぶのかという本来的な目的を考えるワークを導入することで、定期的に刺激され、モチベーションの維持に繋がりました。

 

今回特に学習成果を上げた学生の傾向を分析すると、将来の目標とその為の英語学習の必要性をしっかりと認識している人が多いことがわかりました。「セキュリティエンジニアに不可欠なプログラミングでは、必ずエラー文が英語で出てくるため、英語が読めるようになりたい。」「SEになると上司や同僚が外国籍である可能性があるため、英語を話せるようになりたい。」などの声が挙げられます。このような学生が目指す将来には、必ず英語が必要になるということを、具体的に意識できるよう、今後も、シリコンバレーで働く方の講演会やグローバルに活躍する方などをお招きした講演会を定期的に開催していこうと考えています。

英語プログラムの評価と課題|毎週のミーティングで振り返りを実施

WizWe様には定期的に授業中のディスカッションに入って頂き、また授業の後には毎週ミーティングをして一緒に授業の振り返りをして頂きました。学生一人ひとりの発言や、様子についての共有など、細かいフォローをして頂き、とても助かりました。また、初回授業ではWizWe様主催のキックオフミーティングを開催して頂き、学生も英語学習を始めるマインドセットが出来、そのため、授業への導入をスムーズに行うことが出来ました。その他にも学習を促進するためのボーナスポイントの付与やメルマガ配信など、楽しみながら取り組めるようなアイディアを提案頂き、授業に取り入れることが出来ました。

 

課題としては勉強時間の記録を忘れていたというケースが発生していたため、今後はなるべく手動で記録するものを減らせるよう、学習アプリ同士の連携や教材選びをして参ります。

今後について|グループ各校での横展開も視野に

現在、情報科学専門学校を中心に、効率的かつ効果的に英語力を伸ばす授業の開発を進めていますが、ゆくゆくは、学園グループ全体に広めていくことも検討しています。それぞれの専門分野の学習と相乗効果になるような授業を目指しており、より多くの学生に展開できるよう努めて参ります。