ビジネスのスキルアップやキャリアアップを目指してMBAの取得を志す人は多いです。
戦略論やマーケティング論など、今まで知らなかった事を学べることにワクワクしている人も多いでしょうね。
しかし、一念発起して学び始めたものの、モチベーションを失い勉強が続かない人も多いものです。
モチベーションを失わずに勉強を続ける方法をまとめてみました。
MBA取得のモチベーションを保つ事は難しい
いざ、MBAの取得を決意し勉強をスタートしても、しばらくして壁にぶつかります。それは、モチベーションを保つことの難しさです。
モチベーションを保つことが難しい理由として2つあります。それぞれを、より具体的にまとめました。
(1)忙しくて勉強の時間が取れない
MBAの取得のモチベーションを保つ事が難しい理由の1つ目は、忙しくて勉強の時間が取れない事です。より正確に言うと、まとまった時間を取ることができないという言い方が適切になります。
例えば、働いている人であれば、あらかじめスケジュールを組んで1時間勉強すると決意をしていたとしても、急な仕事が入る場合もあります。その結果、勉強時間を捻出することができなくなり勉強が進まずモチベーションが下がってしまう事があります。
(2)体力的にきつい
MBAの取得のモチベーションを保つ事が難しい理由の2つ目は、体力的にきつい事になります。
仕事や家庭とは別に、勉強をする事は、非常に大変です。仕事後に勉強をしようとしても頭が疲れ切っていて、勉強を始めた途端に睡魔が襲ってくることも多いもの。勉強のために、睡眠時間を減らして勉強しようとしますが、睡眠時間を減らす生活は長く続ける事ができません。体力が続かず、MBAの勉強が後回しになることで、次第に勉強から離れてしまいモチベーションを失う事に繋がってしまいます。
MBA取得のモチベーションを保つために必要なこと
せっかく、MBA取得を決意したにもかかわらず、モチベーションを失い、挫折する人も多いもの。一方で、勉強を継続できている人も存在します。
勉強を継続できている人の特徴をまとめます。
(1)初心を忘れない
MBA取得のモチベーションを保つ方法の1つ目は、初心を忘れない事が大切になります。別の言葉で言うと、『志を失わない』という事です。
MBA取得までの2年間には様々な出来事や誘惑があります。計画通りに勉強が進まず、不安になることも。その時に、自分はMBAの課程で何を学ぼうとしているのかを初心として言語化していたら、その初心を振り返る事で判断がぶれなくなります。迷った時、悩んだ時に初心を振り返る事で、モチベーションを保つことが可能になります。
(2)日々コツコツとした勉強を積み重ね続ける
MBA取得のモチベーションを保つ2つ目の方法は、スキマ時間を活用して日々コツコツとした勉強を積み重ねる事になります。なぜなら、社会人は学生時代とは違い、まとまった勉強時間の確保が難しくスキマ時間の活用をしなければ勉強時間の捻出は難しいためです。
例えば、毎日スマートフォンでMBA関連の動画を15分視聴するといったように、ちょっとした努力を積み重ねる事が大切になります。実際、社会人で勉強を継続できる人はスキマ時間の活用が非常に上手です。毎日のスキマ時間をいかに活用するかがMBAの勉強を継続させるカギになります。
(3)無理をしすぎない
MBA取得のモチベーションを保つ3つ目の方法は、無理をしすぎない事になります。
仕事や家庭を持ちながら勉強をする事は、非常に大変です。勉強時間確保のため、睡眠時間を削る事もあるでしょう。しかし、忘れてはいけないことは、健康あっての学びであるという事です。極度に張り詰めた勉強スタイルは、どこかで反作用を生みます。適度にリラックスする時間を取ったり、何も勉強しない日を設けたりすることで、勉強を長く続けることができる習慣を作る事が大切です。
まとめ
MBAの取得を志したにもかかわらず、モチベーションを保つ事が難しい人は多いものです。
忙しい社会人がMBA取得のために行う勉強法を、学生時代と同じ勉強法で乗り切ろうとすると挫折します。仕事や家庭と勉強を両立する場合、スキマ時間活用の工夫を行うことがMBA取得を目指し勉強する人には必要です。
初心を忘れずに、無理をしない範囲で毎日コツコツとした勉強を積み重ねる習慣が、MBA取得のモチベーションを保つ秘訣になります。本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。