概要
外国籍採用のエキスパートと日本語トップ講師による「パネルディスカッション」
入管法改正に伴う在留資格「特定技能」の新設等、近年、外国籍人材の受入れ拡大が急速に進んでいます。
一方で、各業種、職種で求められる日本語レベルの明確な基準がなく、外国籍人材の採用や入社後の日本語教育方法に試行錯誤されている企業が多いのも現状です。基準に乖離があると、外国籍人材の活用がうまく進まなかったり、逆に早期退職に繋がったりするリスクが生じます。本勉強会では、長年にわたり外国籍人材採用事業を運営し企業で求められる日本語の水準を熟知している工藤尚美氏ならびに、大手企業の重要プロジェクトにおける日本語講師チーム責任者(ヘッドティーチャー)として第一線で活躍する長崎氏が、メーカー、金融、IT、サービスなどで求められる日本語力の具体的な事例をもとに、各社の成功例、失敗例などを参照しながら「各業界・職種に求められる日本語レベルと適切な日本語教育」について解説します。
<セミナー詳細>
■日時
2019年10月10日(木) 受付:14:45~/ 実施:15:00~17:00(120分)
■場所
アットビジネスセンター大阪梅田 907号室
〒530-0002大阪府大阪市北区曽根崎新地2-2-16 西梅田MIDビル7階
<アクセス>
西梅田駅 徒歩1分、北新地駅 徒歩1分、大阪駅 地下で直結
abc-kaigishitsu.com/osaka/umeda/access.html
セミナー講師

パネラー:工藤尚美氏
株式会社オリジネーター 取締役専務執行役員
人材サービス系企業にて企画開発、営業職として勤務後、日本語教師を経て、日本語教育機関の語学事業部・国際事業部長として、外国人材への教育に国内外で携わると共に、留学生募集に従事。
2005年より企業向けの外国人材採用支援・留学生を中心とした外国人材就職支援事業を開始。
外国人材採用コンサルティングやグローバル研修等、「高度外国人材の採用・育成・活用」をキーワードに、多岐にわたり企業向け採用サポートを手がける。

パネラー:長崎清美氏
特定非営利活動法人日本語教育研究所理事
鉄鋼メーカー勤務を経て、1992年より日本語教育に従事。
日本語学校、専門学校、大学などで日本語教師として外国人留学生向けの日本語クラスを担当。
青年海外協力隊に参加し、ケニアの観光専門学校で活動。
帰国後は、日本語教師養成、 外国人児童向け教材開発などにも従事する。
現在は、ビジネスパーソンへの日本語研修 、コーディネート、留学生の就職活動サポートなどを中心に、ビジネス日本語を教えるなど人材育成にも力を入れている。

ファシリテーター:森谷 幸平
株式会社WizWe 代表取締役社長
アメリカより帰国後、大手小売を経て語学系eラーニングベンチャーに参加。
北京オフィスMGR経験後、同社フィリピン現地法人を立ち上げ。CEO就任。
株式会社WEICに参画し、日本語eラーニング展開のため上海に赴任。
日本に帰任後はグローバル人材育成事業およびリサーチに取り組む。
役員、幹部層向け研修、全社英語化の設計、外国籍社員大量採用時の大規模日本語研修設計など様々なプロジェクトの企画からデリバリーまでを主幹。
2018年MBO(マネジメント・バイアウト)を実行し、WEICより語学およびグローバル人材育成事業を継承。