島津製作所は、分析計測機器を中心に、医療・産業・航空機器の製造を通して、モノづくりに関わる全ての方に貢献しています。海外売上比率は56%とグローバル展開を進めていますが、海外での精密機器のシェアは発展段階にあります。そのため人材開発室では、「学び続ける」をテーマに、海外でのシェア拡大を目指して人材育成に力を入れています。特に、社員は世界の各拠点のどこにでも行く可能性があるため、世界の共通言語の1つである英語力はいつでも準備できている状態が望ましいです。しかし、入社前から英語力を求めているわけではなく、内定者学習や入社後の自己啓発研修や部門選抜研修を通して、英語力を向上させています。また、入社5年目前後の方向けに、公募制で約2年間グローバル人材を海外に派遣し、現地のビジネス感覚や土地勘を学ぶ海外現場研修という研修も用意しています。実際、人事部にもアメリカで約2年間活動した社員が在籍しており、語学力だけでなくビジネスについても、物事を大きく考えることができ、固定概念を覆してくれるような一言をもらうこともあります。