＜企業向け英語研修＞成功する唯一の秘訣とマニュアル

グローバル化がますます進み、都市部のみならず地方の企業でも英語が必須のビジネスツールとなりつつあります。急に社長に呼ばれ、「ウチでも英語研修を導入するぞ！」と言われて戸惑う人事担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

改めて調べてみると多種多様の英語研修プログラムがあり、どれを選べばよいかわからない。そんな悩みをお持ちの方に、絶対失敗しない「企業向け英語研修が成功する唯一の秘訣」をご紹介します。

企業向け英語研修の選び方

いざ会社での英語研修を導入しようとしても、様々な種類と形式があり、選択に非常に迷うのが実情でしょう。

最近では、Skypeでの英会話から、ビジネス英語やプレゼンテーションのみに特化した専門の研修会社もあります。またアプリやオンラインでの研修も増えてきています。

では、数ある英語研修の中から、どのように、会社に導入する研修を選べばよいのでしょうか？ しかも、成功する研修を選ぶには、何を基準に選べばよいのでしょうか？

英語研修成功の秘訣はたった一つ

企業の英語研修成功の秘訣というものがもしあるとすれば、それは、只一つ、「成果につながる継続の仕組み」があるか、ないか、だということです。

ただ、そうはいっても、企業の英語研修にはほかにも講師の質や、カリキュラムの質など、様々に考慮しなければならない要素があるのではないか？と思われるかもしれません。

英語研修における『良い』講師とは？

実際、英語研修において講師の質はとても重要です。たとえ、カリキュラムや、レッスンが共通していたとしても、講師に問題があると成功が望めない英語研修になってしまうのも事実です。

では、『良い』講師とはそもそもどんな講師でしょうか？ それは、「受講者の心をつかむ講師」、別の言い方をすれば「受講生の心を常にフォローできる講師」です。

それにはもちろん、英語研修への充分なスキルがあることが前提ではありますが、大切なことは受講中の参加者の心、気持ち、状態、ニーズに敏感に即応できる講師が、『良い』講師であるといえます。これは心理的な側面ではありますが、受講生がモチベーションを維持し、学びを習慣化させられるよう仕掛けることのできる講師が望ましいのです。

では、次に、良い英語研修とはどのようなものでしょうか？

『良い』企業向け英語研修とは？

これはある意味明確です。「継続でき、成果があがる」英語研修。研修の内容が、ビジネス英会話、英文メールの書き方、英語プレゼンテーション、会議の英語、電話の英語、発音、文法、語彙、など分野が何であれ、それぞれの提供している分野でのスキルが受講によって向上し、成果として実感できる研修です。

実は多くの英語研修は、その成果が出るようにコンテンツが充分工夫されています。したがって、英語研修で成果を挙げるためには、何よりも「継続」できることが最も大切な要素であると言えるでしょう。

つまり、成功する企業向け英語研修の導入において何より重要なのは、受講者が講師とカリキュラムの両面で「成果につながる継続の仕組み」を得られるかということ、それが秘訣であるといえます。

成功する企業の英語研修導入マニュアル

最後に、企業が必要とする英語研修を導入するための手順・マニュアルをご紹介いたします。それには、大きく３つのステップがあります。

ステップ１．　費用で比べず、必ず研修デモをお願いし担当者自ら体験すること。

ステップ２．　継続の仕組みの有無および、他社事例の継続率を複数例必ず確認すること

ステップ３．　継続の仕組みは、システムだけに頼らず、人によるサポートのある研修を選ぶこと

上記、３つのステップを経て企業の英語研修を選べば、ほとんどの場合、成功する英語研修の導入が可能になります。

これだけ？と思われるかもしれませんが、システムだけのサポートは意外と受講生が脱落することが多いと言われています。

優れた英語研修は、ある意味、星の数だけあると言っても過言ではありません。一番大切なことは、その優れた研修を継続し、成果が出せるまでサポートしてくれる「成果につながる継続の仕組み」あるかどうかなのです。是非、企業向け英語研修選定の参考となさってください！

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執筆者：竹村 和浩（たけむら　かずひろ）
AllAboutビジネス英会話ガイド　担当テーマ：ビジネス英会話 
英語発音矯正士　ビジネス・ブレークスルー大学 英語専任講師 
英語通訳案内士/英語発音矯正とビジネス英語が専門。
㈱Universal Education代表取締役。    

日本人はなぜ、英語が苦手なのか？その原因が、正確な英語の音の未習得にあることを25年前に発見し、独自の音声指導法、EVT: English Voice Trainingを開発。英語発音矯正の草分け/第一人者として、音素トレーニングを中心とした発音矯正で日本人の英語スピーキング力の向上に尽力している。RMS:リクルートマネジメントスクール受講者満足度No.1講師。