WizWe HR情報局より、人事/HRに関連する気になるニュースを月に一回まとめてお届けいたします。
今回は10月から11月前半のニュースをピックアップいたしました。
人事ご担当者の皆様のご参考になれば幸いです。
【若手社員の意識調査】社会人2年目~4年目の壁(自分の成長とスキル編)
・「自分の成長」への不安は2年目が最も高く、「知識・スキル」への不安は4年目が最も高い。3年目はどちらも低い“く”の字傾向
・自分に足りない知識・スキル、2、4年目は「プレゼンテーション力」「発想力」、3年目は「計画力」「実行力」
※ラーニングエージェンシー「若手社員の意識調査(社会人2年目~4年目の直面する壁 自分の成長とスキル編)」より
マーサー、「キャリア自律に関する意識調査2022」を発表
・キャリア自律が高い層は、高いエンゲージメント・パフォーマンス、他社で活躍できる実感を有し、結果としての相対的に高い報酬を得る傾向にある
・キャリア自律を高める上で有効なものは、上司のコミュニケーションや社員にキャリア機会を提示し支援する仕組み
2021年度 新入社員研修アンケート~理想の上司像・入社の決め手~
・理想の上司像トップは「人間的に尊敬できる」
・入社の決め手トップは「事業内容に興味があった」
・今後のキャリアで実現したいことトップは「自分の能力を高める、成長する」
※株式会社ジェイック「新入社員研修アンケート」より
9割以上の営業担当者が「リスキリング」の重要性の高まりを実感
・MVP/社内受賞歴がある営業担当者の91.4%が営業で高い成果をだすための「営業に関する勉強」を重要視
・今後営業職において、93.7%が「リスキリングの重要性」の高まりを実感、理由として71.1%が「勉強し続ける姿勢が重要だと思う」と回答
※株式会社RevComm「営業担当者の勉強に関する実態調査」より
・若手社会人の約7割が学びの必要性を感じる一方で、そのうち約6割は実践できていない
・学びを実践できていないのは「自分にとって必要な学びがわからないから」が多く、焦りや不安を感じている
企業の1/4以上が「スキル・経験のある人材の不足」
・企業が抱える人材課題のトップ3は「スキル・経験のある人材の不足」、「人材不足」、「採用コスト」を課題に感じている
・新しい人材戦略に対する取り組みのハードルトップ3は「手間が増えそう」、「社内調整が面倒」、「担当できる人がいない」
※株式会社Matchbox Technologies「人材課題とダイレクトソーシングに関する実態調査」より
人的資本経営に関して、大企業人事のホンネは?】人的資本経営の課題
・「人的資本経営」取り組みの理由、「人材・働き方が多様化したため」が65.1%で最多
・「人的資本経営」実現に向けての取り組み、「重要な人材課題の特定」「人材ポートフォリオの定義づけ」
性格がエンゲージメントスコアに与える影響
・物事を前向きに(楽天的に)捉えやすく、また未知のものに興味が湧きやすい(目移りしやすい、飽きやすい)性格のほうが、サーベイにおいて仕事や職場の満足度スコアを高くつけやすい。
・物事を慎重にとらえ、リスクに目が行き届き、既存の興味を深めたり、専門性を極めようとする性格のほうが、サーベイへの回答に対しては満足のハードルが高く、スコアが低くなりやすい傾向にありました。
・新卒入社者向けと比べて中途入社者向けのオンボーディングの充実度が低く、中途向けは7割以上が「充実していない」
・約6割がオンラインを活用してオンボーディングを実施。メリットは移動時間の削減、デメリットはコミュニケーションの取りづらさ
※『月刊総務』調べ「オンボーディングについての調査」より
【グローバル】
コロナ下のグローバル企業の海外進出と社員の意識調査
・20代は66.1%、30代は58.9%、50代では31.6%が海外赴任をしてみたいと回答し、若手人材ほど海外赴任に意欲的であることがわかりました。
・海外赴任をしたくない理由は「語学力に不安」が最多で69.3%、次いで「治安や政情が心配だから」47.9%、「日本に家族が居るから」44.4%
※株式会社マルチブック「コロナ下の企業の海外進出と社員の意識調査」 より
【メンタルヘルス】
【メンタル不調で休職経験のある会社員110名に調査】
休職をした理由は「人間関係不和」が56.4%で最多
・休職をした背景、「人間関係不和」が56.4%で最多、続いて「長時間労働」が47.3%
・休職中に約7割が上司と関わり、半数異常が「現在のしごとの状況や悩み」を相談
※株式会社メンタルヘルステクノロジーズ「休職者と産業医との実態調査」より