スピーキング対策 英語研修 人事様インタビュー

【ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社】レベル別で英語研修2コース実施。 オンラインレッスン×個人×チーム学習が効果を発揮!

導入プログラム概要

研修内容 英語研修
実施期間 ジェネラルコース(初級)2020年4月17日~7月16日(3か月)/アドバンスコース(中~上級)2020年4月17日~8月16日(4か月)
対象 公募制
語学レベル ジェネラルコース(CASEC SPEAKINGレベル1、2、3)/アドバンスコース(CASEC SPEAKING レベル4、5、6 )
人数 66名(ジェネラルコース:46名/アドバンスコース:20名)
内容

・学習コンテンツ
ジェネラルコース:オンライン英会話E-friend カランメソッド
アドバンスコース:オンライン英会話E-friend Market Leader

成果

・完走率:95%

研修ご担当者様
会社名:ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
部署名:人事本部 タレント・ディベロプメントチーム スペシャリスト
研修ご担当者名:ファムティホイ フン様
事業内容:医療機器の輸入および販売
企業規模:900名
業界:医療機器メーカー

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。

ご担当者様インタビュー

― 英語研修プログラム導入のきっかけ|ラーニング・オーナーシップの醸成

現在、約900人の社員がいますが、その多くが中途採用ということもあり、スキルや専門性の高い社員が多く、これまでのキャリア形成においては、自身の専門の道を進む傾向が強くありました。そのため、社内の流動性が少なく、そこから派生してくるキャリア・オーナーシップやラーニング・オーナーシップがあまり醸成できていないというのが、ここ数年の課題でした。

2017年に会社が30周年を迎えて、この後どのように会社として成長していくか、今世の中が変わっていき、昨日の正解が明日の不正解というような状況の中で、どのように人材育成をし、組織開発をしていくかということを当時のリーダーシップ・メンバーをはじめとして、関係者が考えていきました。

その中で、社員が自らの意思で主体的にキャリア開発していくことや、それにひもづくラーニング・オーナーシップを醸成する仕組みを作っていこうということが大前提としてありました。会社としてどのような能力開発の機会を提供すべきか試行錯誤した結果、機会提供と情報提供、金銭的な支援の3つを軸として、社員の成長をサポートする枠組みを構築していくことになりました。その中で機会提供の部分にあたるのが「MIGAKU PROGRAM」であり、社員が自ら主体的に手を上げ、応募して学べるさまざまなコースを2019年から提供しています。

ちょうどその頃、日本法人の社長が日本人からアメリカ出身の社長に代わったこともあり、改めて英語でビジネスができる人材を育成する重要性が増していました。また、グローバルに活躍できるリーダーの育成の観点からも、2020年から英語コースをMIGAKU PROGRAMに加えることになりました。

社員に対する英語能力の開発支援自体は、会社として20年以上前から行ってきており、例えば英語でのプレゼンテーションや英文メールの作成といったテーマ別の研修の提供やGTECというテストの受験費用サポート、リーダーシップポジションにつく社員を対象とした個別のインテンシブプログラムの提供を行ってきました。

しかし、今回MIGAKU PROGRAMの中で提供していくにあたっては、①場所や時間にとらわれず学べること。②これからのビジネス環境を見据えた実践的な英語が学べること。この2点を重視しました。

― 英語研修プログラム導入前の課題|実践的英語を練習する機会の提供

我々は日本人のドクターやディーラーなど日本に基盤のある方々とビジネスをするため、フィールドで活躍する営業社員の場合、たとえコツコツ自分で英語を学んでいても、その学びをアウトプットする機会を業務上で確保することが難しい状況でした。そのため、実践的な英語を練習する機会を提供することで、社員のラーニング・オーナーシップを支援したいと考えました。

―「Wiz Heart」導入の決め手|チームで学べる仕組みと受講生サポート

選定にあたって、まず全国で展開できるようオンラインでできること、チームで学べる仕組みがあること、様々な英語レベルの社員をカバーできるサービスがあること、さらに費用のご相談ができることという要件を出しました。調べた結果、要件を満たすプラットフォームを提供されているのは御社しかありませんでした。事務局が受講生サポートを含め請け負ってくださって、なおかつチーム学習ができるというものは他にはなかったので、ぜひトライさせてもらいたいと思いました。

― 導入にあたっての目標|自信をもって英語でコミュニケーションできるレベルへ

今回、2つのコースを実施しましたが、比較的短期間のコースということもあり、ジェネラルコースの英語初級者の社員には、感覚値的に英語を聞くことに抵抗感がなくなりシンプルな表現であれば自身の意見を言えるという状態に、またアドバンスコースの社員は、既にある程度英語でコミュニケーションができるものの、ビジネス現場で英語を使うシーンが限られているという状況でしたので、このコースを通じて様々なビジネスシーンで自信をもって意見を言えるような状態に持っていくというのが目標でした。

―「Wiz Heart」 研修の成果|チーム学習はとてもいい学びの仕組み

ジェネラルコースのカランメソッドが50回コース、アドバンスコースのMarket Leader100回コースでしたが、平均完了率はどちらのコースも95%以上でした。とても高い完了率でいい結果だったと思います。

チーム学習が効果を発揮できていましたし、CASEC SPEAKINGも一番伸びた社員は60点くらいアップしました。平均でも15点前後は伸びています。しっかりやっている人は成果が出るというのはすごく実感しましたし、成果を実感しながらうまく回っているチームというのは、お互い刺激し合っていたのですごくいい学びの仕組みだったと思います。

―「Wiz Heart」 研修の評価|チーム制が高評価

良かった点としては、チームや自分の進捗が定期的に分かるところですね。御社がすごくしっかり丁寧にやってくださったので、予定通りなのか遅れているのかが随時レポートになって分かるため、プレッシャーに感じる部分もあったと思いますが、総じてうまくワークしたと思います。

ただ、そこはエクスペクテーション・マネジメントが必要だと思っています。あくまでも自分の成長のために、うまくチームアクティビティやレポートを使ってほしいですと、定期的にリマインドをしていました。そうしないと、プレッシャーになってしまって、やりたくなくなってしまうと本末転倒になるためその点は意識しました。

両コースの完了率が95%以上だったことやCASEC SPEAKINGで点数が伸びたメンバーが多かったこと、チーム学習が総じてうまく機能していたこと、また御社の事務局の皆さんとの連携もスムーズだったことは来期に向けて大きな収穫だと感じています。

<受講生の評価>

60%以上の受講生が、オンラインレッスンとチーム学習の組み合わせを、社内の他のメンバーにお勧めしたいと言っています。コースについても70%以上の受講生が、それぞれのコースをお勧めしたいと言ってくれていたので、実施して良かったと思います。

営業職社員から、目標を設定できたのがよかったという感想がありました。個人の目標もありますが、今回チーム制で、役割分担をして責任を持ちながらチームの目標を達成していくというところが、特に営業職社員から高評価をもらいました。

<改善点>

チーム学習は、もともと自己学習を補完する位置づけのつもりだったのですが、月1回のチームアクティビティに伴う課題数が多いと思いました。本来、楽しくチーム学習をしてほしかったのですが、それぞれのチームが課題をこなすことに意識がいきがちになってしまうと、楽しさではなくてプレッシャーがかかってしまう場面もあったことが反省としてあります。来年は課題数を絞って、チームアクティビティの楽しさやチームメンバー間で学び合うことでの良い刺激をもっと感じてもらえる工夫をしたいです。

― 今後の展開|英語でコミュニケーションできることは社員と会社の可能性を広げる

これからのビジネスにおいて実践的な英語ができるかどうかは、その人のキャリアの可能性を広げるかどうかにも影響してきます。特に弊社では、グローバルで活躍していきたいのであれば、おのずと英語の要件は必須になってきますし、会社として英語でコミュニケーションができる社員を増やすことは、単にその社員のキャリアの可能性を広げるだけでなく、後継者育成の大事な要素の一つにもなります。

そのため、来年も引き続き御社と連携して、今年の課題点を改善しながら英語のコースの提供をしていきたいと思いますし、御社を通じて新しい英会話レッスンサービスの利用を予定しています。

2020年9月取材

資料ダウンロード お問い合わせ