「コカ・コーラ」の会社というと外資系と思われるかもしれませんが、当社は日本の製造会社です。製造、物流、営業の現場で活躍する社員の割合が多く、かつ英語が喫緊の課題ではありませんでした。それなのに、「なぜ英語力強化プログラムを導入したのか」不思議に思う方もいらっしゃると思います。
社長は、英語力を強化する理由として、「これまでのやり方は選択肢にない」を実践する一つのよい方法だ、と社員にメッセージしています。当社のミッションである、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」を実現するには、常にお客様やあらゆるステークホルダーの皆様に選ばれる存在であり続けなければなりません。
ただし、皆様もご存じの通り市場環境は非常に厳しく、今後ますます変化が激しくなることが予想されています。
よって、私たちが日本国内での活動やコミュニケーションにとどまっているだけ、つまり「これまでのやり方のまま」では、この実現は難しいと考えています。
私たちは日本国内をマーケットとしていますが、世界にはコカ・コーラ社で働く従業員はなんと70万人以上もいるのです。「これまでのやり方」から一歩踏み出し、多様なニーズや新たな市場を作っていくには、海外のベストプラクティスやさらなる知見を吸収し、私たちのビジネスにつなげていくことが必要不可欠です。また、吸収するだけはなく、私たちが海外の仲間に向けてベストプラクティスを発信し、多様なメンバーと意見を交換することも、「これまでのやり方」から脱却する一つの方法だと考えています。
ただ、これを実現するには全世界のコカ・コーラ社で働く、多様なメンバーとコミュニケーションをとることが大前提となります。そしてそのツールとして「英語」が必要となります。 これが、英語力強化プログラムを導入した背景になります。