三年前に若手社員の離職が続いたことがあり、一対一で十数人面談をしました。その中で、英語を勉強したいという声があがっていたこと。
そして、やはり輸入商社なので海外との取引上、英語が必要だということ。また、お医者さんの学会は英語が公用語のような世界なので、英語ができれば当然得られる情報は多くなる訳ですし、他社との差別化が図れ、会社としても優位に立てるだろうという3点ですね。若手社員にどんどん英語の力をつけてもらいたいという希望がありました。
CASE
導入事例
研修内容 | 英語研修 |
実施期間 | 2019年5月28日~11月27日(6か月) |
対象 | 挙手制 |
語学レベル | 得意ではない |
人数 | 10名 |
内容 | ・学習コンテンツ:eラーニング×オンライン会話レッスン ・判定試験CASEC:3回実施(before/midterm/after) ・キックオフセミナー(開講日)/中間セミナー(中間時期)/修了式(閉講時)実施 |
成果 | ・スコア実績:CASECのTOEIC換算スコアがbefore/afterで平均114点、最大270点UP ・完走率:90% |
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。
三年前に若手社員の離職が続いたことがあり、一対一で十数人面談をしました。その中で、英語を勉強したいという声があがっていたこと。
そして、やはり輸入商社なので海外との取引上、英語が必要だということ。また、お医者さんの学会は英語が公用語のような世界なので、英語ができれば当然得られる情報は多くなる訳ですし、他社との差別化が図れ、会社としても優位に立てるだろうという3点ですね。若手社員にどんどん英語の力をつけてもらいたいという希望がありました。
TOEICで何点というようなところはあまり気にしていませんでした。英語を勉強していかないといけない、という意識づけの方がどちらかと言うと大事だと。半年研修をやったからといって、お医者さんと対等に勝負できるようになるか、海外行って取引できるようになるかというと、なかなかそうもいかないだろうなと思うので、とにかく英語が必要だと、英語をもっともっと勉強したい、そういう気持ちにさせてあげるのが大事かなと思っていました。
CASECを受験し、伸び率を中間と終了で発表しました。励みになり、メンバー内でいい意味での競争心が生まれ、半年間頑張れたというのはあったと思います。
<社員の意識、社内の雰囲気の変化>
終了式の時にそれぞれ英語でプレゼンをして、自信がついたのかなという気がしました。半年間学習を続けて、英語に対する積極性が出てきたと思います。外国人を見るとびくびくして逃げていたけれど、積極的にこちらから話ができるようになったとか、道を聞かれても対応できるようになったとか、片言かもしれないけれど英語に対する恐怖心がなくなったのかなという気がします。それはすごく大事なことだと思いますね。
<英語研修に対する会社の評価>
9割方満足しています。残り1割は、その研修が終わった後に彼らがどういうふうにしていくのかっていうところですよね。これは私どもの課題でもあります。
<社員の感想>
社内で独自にアンケートを取りました。もう少しビジネス英語に特化したコースがあったらいいという意見は出ていましたが、非常に満足か満足どちらかです。チーム内で励ましあったり、他のチームと競い合ったり、頑張んなきゃいけないっていう動機づけになったりしたので、チームとして研修できたのが良かったという意見は非常に多かったです
仕事をしながらというところは、ちょっと辛かったというのはあるようですが、会社としても今後継続していった方がいいとう意見ばかりですし、自分自身も継続して英語学習を続けたい、絶対にするって言う答えしかなかったですね。御社からの連絡やサポートがあったので続けられた、頑張れたという意見も多かったです。
今後も若手中心に英語研修は続けていきたいですね。次回も極力、近しくない人同士ランダムでチームを作った方がいいかなと思っています。その後の仕事での関わりもありますから、そこでお互い知り合えれば、仕事にも何かプラスになるかなと思います。
英語は、基本的に海外のメーカーさんと商談ができるくらいのレベルにはもっていきたいです。ゆくゆくは、平和物産の社員といえば全員が英語を話せて、海外に行ってもビジネス交渉できますよという会社にしたいなと思っています。
2020年1月取材
RECENT POST