英語研修 TOEIC対策 人事様インタビュー

【株式会社日立製作所】技術系事業部の英語研修を集合型からオンラインへ。学習習慣がつき進捗率UP!受講生サポートで総務の負担も軽減

導入プログラム概要

研修内容 英語研修
実施期間 2021/8/20~2021/12/19(4か月)
対象 新入社員・一般社員
語学レベル TOEIC 500点以上
人数 650点突破コース 9名/800点突破コース 23名 計32名 
内容

<学習コンテンツ>

・650点突破コース スタディサプリTOEICⓇ対策+スピークバディ
・800点突破コース abceed +新お茶の間留学(E-friend)

成果

・650点突破コース

完了率44.4%、TOEIC平均スコア:477.8⇒492.1 (14.3UP)

・800点突破コース

完走率69.5%、TOEIC平均スコア:733.2点⇒755.2点 (22点UP)
800点台 0人⇒8名 900点台 0名⇒2名

(完了率:目標レッスン数に対する、プログラム終了時点での達成率)

研修ご担当者様
会社名:株式会社日立アカデミー/株式会社日立製作所 
部署名:ビジネスパートナリング本部/人財統括本部
研修ご担当者名:齊藤 綾様
事業内容:モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITセクターにおける製品の開発、生産、販売、サービスなど
企業規模:29,850名(連結 350,864名)(2021年3月31日現在)
業界:総合電機

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。

ご担当者様インタビュー

―英語研修を行う背景|技術系の事業部では学会や論文で英語力が必要

日立製作所全体として、人材育成の中で語学力の向上というポイントがあります。事業部ごとに対応が違いますが、私たちが担当する技術系 の事業部では、まず採用施策としてグローバル人材、外国籍社員を取り込もうという動きがありました。以前は、日本の大学に留学していて、日本での生活が長い人たちの採用がメインでしたが、数年前から海外の大学を卒業して、就職とともに日本に来るという人材の採用を始めたという背景があります。

また、当事業部では、学会に出席したり論文を書いたりすることが多いのですが、会社の事業がグローバル展開するにあたって、やはり海外の学会に参加したり論文に触れたりする機会が増え、特に英語の語学力が必要だということで、英語研修に力を入れていました。

実は、2018年度までは、英語学習に明確な目標がありました。例えば、総合職の従業員の50%をTOEIC800点以上にするというような、具体的な目標を掲げていました。2019年度以降は、デジタル教育やジョブ型導入に向けたキャリア教育・リーダマネジメント教育 などに軸足を向けているため、語学学習に関しては、この数年は自己啓発の流れが強くなっています。
 
ただ、海外勤務を任命するにあたっては、やはりTOEICのスコアが指標 のひとつになっていますので、目安として800点以上を目指しましょうということで、自己啓発ではありながらも、目標は800点以上にして実施をしています。

―英語研修の対象者|新入社員の英語学習は手厚くサポート

新入社員には入社してすぐにTOEICを受験してもらいます。800点以下だった人たちに向けて、基本的に会社が負担するので、研修を受けたい人ということで募集をかけています。上司から「受けなさい」と言われている部署もあると思うので、強制的と思っている人もいるかもしれませんが、新入社員に対してはなるべく会社がサポートをする方針で手厚くしています。それ以外の一般社員は社内イントラのウェブサイトで募集をしています。

―英語研修プログラム切り替えのきっかけ|リモート環境でも学習できるように

一番大きいのはコロナです。リモートワークになり、集合研修ができなくなりました。リモート環境でも各自が学習できるようにしようということで、プログラムの切り替えを検討しました。

今までの教材では自宅にテキストとパソコンやヘッドセットなどの環境がないとできない、パソコンのない人たちに会社から貸与しなくてはいけないということが発生しました。コロナの前までは、パソコンは貸すけれど会社のセキュリティーの問題で、家に持って帰ってはいけないという状況でした。ですから、仕事が終わってから会社に残って英語の学習をしなくてはいけないという不便さがありました。それは、勤怠管理などで上長や労務、総務の手間も増えてしまうので、現実的ではないと感じていました。

また、今はアプリで気軽に学習できるような世の中なので、大量のテキストがあって、デスクの前に座ってパソコンの画面を見てないと学習できないという環境を変えたかったというのもありました。

―WizWeの英語研修プログラム導入の決め手|アプリ&受講生のサポート

会社の方針として、従業員にスマートフォンを配ることが決まりました。会社貸与のデバイスで、外や通勤時間にも勉強ができるようになるので、アプリを使った学習がいいということになりいろいろ調べていましたが、決め手は受講管理や全体の運営です。「4カ月間アプリを使わせてあげるから勉強して」と言ってもなかなかやりません。ですから、学習ツールはアプリで、且つ受講生のサポートもパッケージでやっていただけるサービスを探しました。

―英語研修の目標|指標は学習進捗率とスコア

学習の進捗率80%以上。それから、800点と650点のコースでそれぞれ目標スコアの達成、もしくは、スコアは達成しないけれども受講前よりも100点アップということを目標にしています。

―WizWeの英語研修の成果|学習習慣がつき、たくさん学習する人の割合が増えた

スコアの達成は3分の1ぐらいなのですが、いろいろな講座を使ってみて大体変わらないので、そういうものなのかなと捉えています。ただ、アプリを使って気軽に学習できるようになったことで、学習進捗率は上がったと思います。やはり何にもやらない人というのも出てきますので、平均すると他の講座を使っていたときとそんなに変わらないのですが、進捗率80%以上の人たちの中に、200%も300%もやる人が出てきました。たくさん学習する人の割合が増えたという感じです。学習の習慣づけという面でも効果があったのではないでしょうか。

―WizWeの英語研修の評価|サポートのパッケージで総務の負担が軽減

サポートも含めたパッケージで総務側の手間も減りますし、料金が今までの半分ぐらいになっていますので、会社としてもよかったのではないでしょうか。リモートが普通の環境になってくると、選択肢としてこういう学習の仕方を一つオプションとして持っているべきなのではと思っています。

チーム学習に関しては、以前に使ってた講座でもグループワークはしていました。ただ、5~6カ月のプログラムで月に1回集合研修があるというものでしたので、誰か休んでしまうともう会えない、どうしてもそこでしかつながらない感じがありました。オンラインでつながったことで、お互いに情報も共有できるので、そういうところはよかったと思っています。

また、グループで集まって決めなくてはいけないことがあった時、例えば、修了式に向けての資料作りを、「1ページ目は誰々が担当ね」など手分けをして一緒に作業をするというような、学習すること以外に学習していることを話し合うというシーンがあったのも、すごくいいのではないかと思いました。

以前に集合研修を実施していた時のグループワークでは、講師や学校の方が来てその場で話をするというようなことがありましたが、この人誰?みたいな感じで受講生と講師の間に関係性があまりなく終わってしまいました。対面だと緊張してしまうということもあると思います。今回のメンターサポートでは、「ちょっと学習が少ないから頑張ってくださいね」という様な声がけをメールや電話でもらっていましたので、特に若い子たちにとっては気軽だったのではないかと思います。

―英語研修後の状況|新入社員のコミュニケーションづくりにも効果

昨年は、自分でお金を払ってでもアプリを継続して使いたいという声もありましたし、一年たちますがグループでいまだにやりとりをしていて、今回のTOEICは何点だったなど自分の学習の進捗や成果を共有している人たちもいます。

特に2020年は、新入社員が4月からリモートワークになり、顔が見れないまま、同期のつながりができないままでしたので、この英語研修がなかったら話すことなかったような違う部署の人と交流ができたといった声がありました。いまでもLINEでつながっていて、「LINE飲み会しました」と言ってるので、新入社員のコミュニケーションづくりにも、すごく寄与したと感じています。

―今後の課題・改善点|500点台の受講生のアウトプットが課題

現場の人材育成を考える者としての、もっと基本的な語学力を上げて、グローバルに活躍できるような力を身につけてほしいという気持ちと、会社の指標がTOEICである以上、TOEICのスコアを取ればいいというところのジレンマはあります。例えば1回950点取りました、でも、その後何も英語に触れてない場合、実際に話したり英語で発表したり会議ができるかというと、やっぱり違いますよね。これは、研修プログラムというよりも、語学学習の方針に対しての課題です。

あとは、今回のプログラムもTOEIC対策の学習をするものと、アウトプットの機会をつくるためのオンライン英会話や英会話アプリをセットで提供しているのですが、どうしても英会話のほうに関しては、最初にやらないと、目標と自分の実数がどんどん乖離していくので重荷になり、どんなに連絡してもログインすらしないという人たちもいます。

今回は特に、650点コースの受講生たちが英会話アプリをやらないことが多かったです。もちろん、語学力が低いと自信がないのは分かります。でも、しゃべることの楽しみと、自分が勉強したことで成長したという達成感をアウトプットすることで感じないと、おそらく500点台の受講生たちは、そこで英語が嫌いになってしまってモチベーションが下がるのではないかという気持ちがあります。500点台の受講生たちのアウトプットについては次なる課題だと考えていますので、ご相談したいなと思っています。

2022年1月取材

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