課題

研修品質の統一とモチベーション維持に課題

導入する以前は、遠隔地のため担当講師が地域によって異なり、授業内容など拠点ごとに教え方や品質にばらつきがありました。また、広範囲の対象者に向けて実施する必要があり、一人あたりのコストも限られている中で、効率的な英語施策を打つ必要に迫られていました。受講者のモチベーション維持にも課題があり、研修事務局から進捗確認やフォローアップを行うことで研修成果を上げようと試みていました。事務局から受講生への関わり度合がモチベーションを維持、成果につながることは明らかでしたが、工数がかかることもあり、受講者が自律的にモチベーションを高く維持する仕掛けはないか模索していました。

導入

「完走実現プログラム」を導入した理由・経由

高い学習率と楽しんで学習するチーム制に魅力
事務局によるフォローアップには限界があり、最後までモチベーションを維持できる仕組みがあれば、と思っていたところに、たまたまWizWe様のメールのフッターで本プログラムの内容を見たのがきっかけです。チーム制による高い学習完了率と、楽しんで学習を進めることができるプログラムであることが魅力でした。また、中国留学でお世話になっていたWizWe様の企画ということで問い合わせをしたのがきっかけです。

成果

プログラム導入成果

1. 研修成果の均一化・受講生のモチベーション維持に成功!
事務局による進捗確認やフォローアップがチーム学習制およびWizWe様からの定期進捗レポートにかわったことで、受講者のモチベーションが高く維持され成果にも大きく影響していると考えています。また、一定の工数を削減することができました。所属事務所・場所にかかわらず同じクオリティの研修を享受できるという点で、非常に効率の良い研修提供ができていると感じています。さらに、研修終了後もチームを継続して自己学習グループにつながっているケースもあり、受講者の満足度は非常に高いです。

2. 経費削減も実現
経費削減の面では、TOEIC®スコアアップからすると、運用工数を削減し、かつ全国展開しながら、以前に対面式で実施していた研修と比較しても十分な成果が上がっています。また、「話す」という観点にフォーカスすると、費用は4〜5分の1で、従来の研修「フィリピンに2ヶ月1日5時間×60日語学合宿」の50%程度(=フィリピン留学1ヶ月分と同等)の成果は出ていると見込めます。

3. 社員の結束力アップ
学習完了率の高さと、研修プログラムでありながら自律的な学習習慣につながっていることです。「何をすれば語学力が伸びるかがわかった」、「チーム制によって社員同士がお互いに切磋琢磨していくのは良い仕組み」という声が多く出ています。また、4ヶ年計画で同プログラムを実施していますが、ブラッシュアップを続けることで研修のクオリティは継続的に伸長していると考えています。

評価

「完走実現プログラム」の評価ポイント

100%に近い完了率・習慣変容
学習完了率の高さと、研修プログラムでありながら自律的な学習習慣につながっていることです。「何をすれば語学力が伸びるかがわかった」、「チーム制によって社員同士がお互いに切磋琢磨していくのは良い仕組み」という声が多く出ています。また、4ヶ年計画で同プログラムを実施していますが、ブラッシュアップを続けることで研修のクオリティは継続的に伸長していると考えています。

導入プログラム概要

【期間】4カ月
【対象】選抜(国内全国拠点)
【場所】国内全国の拠点
【人数】年間100名(2015年から現在までに合計約300名が受講)
【内容】受講生は以下より一つだけ学習コンテンツ選択(人数は100名で実施した際の人数配分)
    ・Reallyenglish Writing for Business:54名
    ・オンライン英会話E-Friend:45名
【成果】95%以上が学習目標量(進捗)を達成、本社での対面式研修と同等の成果アウトプットを全国の拠点で均一に達成

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。