日本語研修 人事様インタビュー

【株式会社村田製作所】外国籍社員の日本語研修を対面型からオンラインへ。 週次レポートで学習者の悩みを「見える化」。

導入プログラム概要

研修内容 日本語研修
実施期間 2019年11月~2020年5月(6か月、週1回90分)
対象 海外にて採用し、現地での学習でN4まで到達していると想定した外国籍社員
語学レベル N4
人数 7名
内容

・学習コンテンツ
 オンライングループレッスン週190分(計24回)

 レベルチェックテストあり(Before/After

 宿題あり(13060分相当)

研修ご担当者様
会社名:株式会社村田製作所
部署名:人事部 人事課
研修ご担当者名:奥田美佐様
事業内容:ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売
企業規模:約74,000名
業界:商社

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。

ご担当者様インタビュー

―「日本語オンラインレッスン」導入のきっかけ|対面型から場所を問わないオンラインへ

グローバル採用社員については、今までは入社後の配属先が一か所だったため、通いの形で日本語学習の機会の提供を行っていました。

しかし、昨年入社した7名の配属先が3ヵ所に分かれることになり従来と同じ形で語学サポートができなくなりました。そこで、各配属先で語学スクールを見つけるか、オンラインで実施するのかを検討した結果、オンラインで行うことになりました。オンラインですと、同期社員とのコミュニケーションの機会にもなり、また、場所も問わないということで、継続的に活用できるシステムと考えています。

― 日本語レベルの目標設定|N3の合格とコミュニケーションスキルのUP導入した背景を教えてください

現地でN4レベルまで学習し、入社後、約1年後のJLPTN3をクリアすることを目標としています。

また、社内で外国籍社員に求める日本語レベルが設定されており、これは職場環境によってMUSTなのかWANTなのかということで設定しています。グローバル採用メンバーの職場は、日本語を主としたコミュニケーションであり、メールを日本語で読むことも多いため、問題が出ないN3を目指してもらうということになっています。

― 「日本語オンラインレッスン」に対する評価|週次レポートによる「見える化」で受講者の課題を把握できた

週次の学習状況のレポートをいただけているので、彼らがどういう状況にあるのか「見える化」されているのが非常に良かったです。そのレポートを所属部門と共有していますので、彼らがどういったことに悩んでいるのかがわかり、そしてそれを職場でのサポートに繋げることができるので、語学スクールに通うより今回はオンラインという形でメリットがあると感じました。

また、受講者からも「問題なく受講できました」 「継続的に受講できたことで感謝しています」といった感想がありました。

― 今後の展開|外国籍社員の自己学習への活用

継続的にグローバル採用は展開していく予定になっており、2020年度も同様にオンラインレッスンを検討しております。

今後は社内の外国籍社員の継続的な日本語の自己学習にオンラインレッスンを活用したいと考えています。会社としてサポートするという点では、今後個人で学習をしたいといったときに、気軽に申し込みができるという体制が整っていればオンラインレッスンは大きなサポートになると思います。

2020年5月取材

資料ダウンロード お問い合わせ