英語研修 人事様インタビュー

自己啓発研修で社員の「英語アレルギー」を払拭。 全社員の約4分の1が受講し、職場の仲間や上司にも大いに刺激を与えました。

導入プログラム概要

研修内容 英語研修
実施期間 2017年10月より2019年10月現在(それぞれ約半年単位の研修を計5期)
対象 全社の公募・手上げ制
語学レベル ばらばら
人数 120名(1~3期における総人数)
研修ご担当者様
事業内容:日鉄興和不動産株式会社は、東京都心のプライムエリアにおいて「インターシティ」シリーズを代表とするオフィスビルや、「ホーマット」シリーズなどの外国人向け高級賃貸マンションを開発・賃貸する不動産賃貸事業と、分譲マンション「リビオ」シリーズに代表される不動産分譲事業を核として展開する総合デベロッパーです。
企業規模:301~1000名
業界:不動産/建設

             本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。

ご担当者様インタビュー

導入前の課題:国内マーケットの中でも、グローバル化が進んでいる

不動産はどちらかというとドメスティックな事業形態。これまでは、語学力が業務遂行に不可欠な社員に対し、各部門の必要判断に基づき研修を実施していました。しかし、近年ではグローバル化が進み、弊社においても国際事業の強化・外資系テナントや海外投資家、外国人エンドユーザーへのアプローチ・外国人材の採用などの動きが出てきています。業務役割上で語学力を必要とする社員はまだまだ限定的ではありますが、今後ますます加速するグローバル化に備え、中長期的な全社社員の語学力の開発が必要であると考え本施策を企画するに至りました。

「Wiz Heart」研修:自己啓発支援で社員の英語力を底上げ

3期に渡り、5人1組のチーム制で学習する「Wiz Heart」研修を実施しました。

■研修の位置づけ:
・全社育成体系の一環として、自己啓発支援を行うもの。
・ビジネスにおいて英語を用いるための基礎力向上を主眼とし、
 各個人が文法・語彙力及び会話力のレベルアップが図れる学習プログラムを提供する。

■研修内容:
第1期 ⇒ 総合職社員 研修参加は手上げ式に。
・学習コンテンツ:
eラーニング「TOEIC対策トレーニング講座」 +オンラインレッスン「E-friend」
・進捗フォロー施策:進捗ポイント制、チーム制、個別フォロー
・イベント実施:キックオフセミナー、中間セミナー、修了式
・効果測定:CASEC受験(学習開始時・学習完了時)
 ⇒WEBで手軽に受験できるCASECは、自己啓発に入るハードルを下げる工夫の一つ。

第2期・第3期 ⇒受講者のレベルに合わせ複数コースを用意。
・学習コンテンツ:
コースA: eラーニング「TOEIC対策トレーニング講座」+ オンラインレッスン「E-friend」
コースB:eラーニング「Reallyenglish」+オンラインレッスン「E-friend」
コースC:オンラインレッスン「E-friend」のみ
・進捗フォロー施策:進捗ポイント制、チーム制、個別フォロー
・イベント実施:キックオフセミナー、中間セミナー、修了式
・効果測定:CASEC受験(学習開始時・学習完了時)

第4期以降 ⇒チーム制なし、受講者が各々で自分のレベルに合ったコースを選択。
継続してプログラムに参加した受講者からは、チーム制はなくても自立して進められるという意見があがりました。第4期以降は、チーム制は行わず受講者が各々で自分のレベルに合ったコースを選択し学習を進める形式にしました。

導入の効果:①英語アレルギーの払拭 ②英語基礎力の向上 ③学習習慣の醸成

研修実施により、3つの効果「英語アレルギーの払拭」、「英語基礎力の向上」、「学習習慣の醸成」を得られたと思います

受講者からは、研修に参加したことで「英語を目にした時の抵抗感が減った」、「電車などで外国人旅行者と簡単な会話をするようになり良かった」といった声がありました。研修参加者は勿論、英語研修に参加した社員を見て、職場の仲間や上司も大いに刺激を受けているように感じます。結果として、第1~3期で計120名(延べ173名)が研修に参加しました。

英語力強化を、会社としてやっていくという雰囲気、また、英語学習だけに限らない自己啓発に対して前向きな雰囲気も社員間に醸成することができたと思います。

今後の展開

①ビジネスでも通用する高い英語力を有する人材に特化したハイレベルの学習プログラムの提供
②中長期的な全社社員の語学力の開発を目的とした継続学習を促進する学習プログラムの提供
③自己啓発に前向きな風土の浸透と環境の整備

受講者のニーズに合わせ、学習効果の期待できる継続しやすいプログラムや、
より実践型の英語プログラムを提供していく必要があります。
英語力のボトムアップは引き続き必要になるので、現在の受講者のなかでも更なる上へチャレンジしたい社員を引き上げる学習プログラムを提供していきたいです。

研修の企画について試行錯誤をしながら、毎回これが正しいのか、確実な検証をしながらプログラムを組んでいきたいと考えています。

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