英語研修 TOEIC対策 人事様インタビュー

【株式会社島津製作所】英語初級者の学習を習慣化。コロナ禍でのフルリモートもコミュニケーション面でプラスに影響

導入プログラム概要

研修内容 英語研修
実施期間 2020年3月13日~9月12日(2期目)
対象 TOEIC 600点未満、部門推薦
実施部署 営業部
語学レベル TOEIC 600点未満
場所 国内全国の拠点
人数 31名/6チーム
内容

学習コンテンツ:①<E-friend72レッスン<スタディサプリ>300レッスン

成果

完走率:90.3% 

平均スコア:519.1⇒613.6 ( 94.5UP)

研修ご担当者様
会社名:株式会社島津製作所
部署名:人事部 人材開発室
研修ご担当者名:川下涼子様
事業内容:分析機器、計測機器、医用機器、産業機器、航空/海洋/磁気計測機器の製造・販売
企業規模:13,182名(2020年3月31日現在)
業界:精密機器

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。

ご担当者様インタビュー

―英語研修プログラム導入前の課題|英語初級者に学習習慣をつけさせたい

2018年から選抜研修のプログラムを始めたのですが、そこで重視をしたのが学習習慣をつけてもらうということでした。英語学習は継続して毎日こつこつやらないと語学力が上がりません。毎日少しずつでも続けるという習慣付けというのが、従来の英会話レッスンや集合研修ではなかなか難しいと思っていました。TOEIC 800点を超えるような上級者は、比較的自分で学習してくれる人が多いのですが、初級者で英語に抵抗感があるような人たちに、きちんとモチベーションを保ちつつ学習を続けてもらいたい。そういった課題感を持っていました。

―WizWeの語学研修導入の決め手|モチベーションを維持できるチーム学習プログラム

特に初級は、楽しみながら続けるというような、モチベーションの維持が重要だと思っています。そういう意味でWizWeさんのプログラムは、キックオフセミナー、中間セミナー、修了式とメンバーと交流を図りながら続けられるということがポイントでした。上級、中級は、もっと負荷の高いものでも耐え得る人はいると思いますが、初級はなかなかそうもいかないかなという感覚がありました。

―WizWeの語学研修の成果|平均スコア94.5点UP

完走率:90.3%、28名/31名  平均スコア:519.1点⇒613.6点 (94.5点UP)

TOEIC 600点超えが目標でした。平均スコアがアップしたという点と、事後のアンケートで受講者の「英語力がアップした実感」が高かったことが成果だと思っています。

―WizWeの語学研修の評価|チーム学習の効果とリモート下での他部門とのつながり強化

進捗率やスコアアップがダントツでよかったチームがありました。1人のメンバーがすごく頑張っていたのですが、その人からいい影響を受けて自分たちも頑張りましたというコメントが来ていて、チーム学習の効果がすごく出ているなと印象的でした。部門から選抜をされて参加しているので、やりたくて来ているわけではない人や必要に迫られて来ている人もいる中で、内発的に自ら勉強をしている人からいい影響を受けて、自分自身もモチベーションが上がり、且つ効果につながっているというところが非常によかったと思っています。

また、コロナ禍で、かなりの社員が在宅勤務にシフトをしたため、研修も全てリモートに切り替えていただきました。チーム学習では、月1回のメンバーミーティングを実施してもらいますが、一期目の時は、対面でのミーティングを前提としていたので、同じ拠点のメンバーを集めてグループを組みました。当社は、京都本社のメンバーが中心なので、京都のメンバーは対面で、東京など拠点の離れているメンバーのみがオンラインで集まってという感じでした。それが完全リモートを前提にすると、いろんな拠点の様々な部門の社員をミックスできるようになったので、逆に人脈の形成や他部門との交流というところで、プラスに働いたと思っています。

メンターサポートについては、英語は毎日やることが非常に重要ですし、人数が多くなってくると、そこを研修担当者がきっちりフォローするのはかなり大変です。そこを代行していただけるのは大変ありがたいと思っています。

・改善点
TOEIC 600点以下で選抜をしているのですが、500~600点の人と、200、300点台の人は少し質が違うと思っています。200、300点台の人は、そもそも学習法を間違えているということもあるので、どこが弱くてどういう勉強法がいいというような、超初心者向けの個別サポートがあるとより良いと思いました。

当社側での改善ポイントとしてはグループ分けです。部門から推薦をしたときに、英語学習のモチベーションが高い低いはなかなか出てこないのですが、実はそこがすごく大事なので、うまくミックスできるといいと思っています。難しいのですが。

―今後の展開|語学研修は引き続き完全オンラインで実施

日本の市場や日本のお客様だけではなく、グローバルのお客様と共に関係構築をして、社会課題の解決やイノベーションの創出に一緒に取り組むには、語学やマインド面も含めて、グローバルな視点を持った人材が必要です。

グローバル人材育成については、グローバルマネージャートレーニングというものを毎年実施しています。各グローバルの新任マネージャーから選抜し、日本に来てもらって1週間ほど研修を受けます。海外グループ会社のメンバーと本社の日本人社員が参加をして20人ほどの規模ですが、この研修をオンラインで実施するために準備をしています。語学研修については今年も完全オンラインで実施を予定しています。

2021年1月取材

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