WizWe HR情報局より、人事/HRに関連する気になるニュースを月に一回まとめてお届けいたします。

今回は2022年最後の配信ですので11月・12月の合併号として、2022年11月後半から12月21日までのニュースをピックアップいたしました。

人事ご担当者の皆様のご参考になれば幸いです。

 

 

<目次>

・語学

・外国籍人材

・人材育成

・DX

・キャリア

・マネジメント

                      

 
【語学】

 世界112か国・地域の約200万人の英語試験ビッグデータを活用した英語能力のベンチマーク
『EF EPI英語能力指数』最新ランキング

・ 2022年日本は112か国・地域中80位。隣接国の中国(62位)や韓国(36位)から差をつけられる結果

日本の主要都市(関東および関西)の英語力は、日本全体のスコアよりも40ポイントほど高い結果
 

人事のリアルな意見が明らかに!履歴書に記載してもいい「TOEIC® L&R」のスコアは何点?

TOEIC Tests受験者が考える「履歴書に記載してよいTOEIC L&Rスコア」の最多は700点以上

・人事担当者500人が回答した実際に評価するスコアの中央値は600点以上

TOEIC Tests4技能すべてで平均以上のスコアを取得した人も、高く評価される傾向

※一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC® Testsの点数とキャリアの関係性にまつわるアンケート調査より

 
        【外国籍人材】

大企業の多くが「自社の受け入れ体制は十分」と回答するもグループ会社や下請け会社の受け入れ体制を不安視

・大企業の半数以上が「自社の外国人雇用の受け入れ体制は十分」と回答

・90.9%が「外国人雇用に関する適正な受け入れ体制の整備」の重要性を実感

※株式会社One Terrace 外国人雇用の適正雇用に関する実態調査より

 

外国籍留学生、企業選びで重視するのは「給与水準が高い」(48.6)が1位に。
理系人材の売り手市場が続き、留学生の意識にも変化

・希望の勤務地は、6割超が「都市部」と回答。コロナ前を上回る。

・日本企業に就職する魅力は、「雇用が安定している」が3年連続1位に 
 
※株式会社オリジネーター 『第4回 理系外国人留学生の会社選びとキャリアプランに関するアンケート』より
 
 
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【人材育成】

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8割強が「新人・若手の早期戦力化」を「重要な課題」と認識

・1位は働くうえでの土台ともいえる「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」(70.0%

・2位は「目的を設定し確実に行動する(やり抜く、挑戦する)」(56.4%)、次いで「働くことの意味・目的を考えて行動する」(52.9%)。

 
※JMAM J.H.倶楽部セミナー「早期戦力化につなげる新人・若手育成」の参加者アンケートより
 
 【DX】

三井化学グループ全社でのDX推進の取り組みと成果を紹介する動画「三井化学のDX」を公開

・三井化学は20214月にDX推進室を創設。

・目的に応じたDX教育ロードマップの作成から実行とビジネスへの展開の成果について27分の動画で紹介

 

 


売上高100億以上の役職者(部長などマネジメント層)530人を対象に、DX人材およびデータ活用の実態を調査

・自社のデータ活用レベル「業務改善、オペレーション効率化」はわずか25.5%、全く行っていないは11.2%と回答

・「社内の非専門家」が実施するうちの50.0%が「属人的にやっている」実態が明らかに

・自社のビジネスにフィットしたデータ分析(DX)の人材は、半数以上が「社内の非専門家人材の育成」の採用・活用が好ましい傾向
 
※ウイングアーク1st株式会社 DX人材およびデータ活用の実態を調査より

デジタル人材育成にかける一人あたりの予算、第1位は「10〜50万円未満」

・育成課題について、「取り組んでいるがDXにつながらない」が最も高く、28.2%、次いで「推進できる人がいない」(27.4%)、「ニーズに合った育成サービスがない」(25.3%)

 ・最も育成が必要なのは「現場でDXを企画・推進できる人材」

 . 教育予算について、一人あたりの予算は「10万円以上~50万円未満」が22.8%「50万円以上~100万円未満」が16.9%でボリュームゾーン

※パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 『DX・デジタル人材育成トレンド調査2022』より

 

DXの定義を正しく理解している人は2割未満 


・“自社のDXが成功している”と回答した人の思うDXの取組みのトップは「ペーパーレス化」。“自社のDXが成功していない”と思う人は「自動化」がトップと認識に大きな差

・企業がDXを実現したと聞いて、その企業が行ったことのイメージは、“自社のDXが成功している”と回答した人ほど、初期段階の活動を回答する傾向が見られる

DXについて学ぶ予定がない人の理由は、「何を学べばよいか分からない」がTOPで47.2%

トレノケートホールディングス株式会社「DXの理解度に関する調査」より

 

【キャリア】


社会人2~4年目、離職意向がある人は仕事における壁に多々遭遇

・2年目「自分のスキル不足に不安」3年目「仕事量が多い」4年目「職場の文化が合わない」と強く感じている人は離職意識が高まる傾向にある。

・離職意向ありが最も壁を感じた項目は「仕事を進める上で困難に感じることがある」となり、回答した割合は90.5%

※ラーニングエージェンシー「若手社員の意識調査(社会人2年目~4年目の直面する壁 特別編 離職意向別)」 より


【調査レポート】20代は「人のため・社会のため」に働く意識や、キャリア満足度が高い結果に

・仕事において「人・社会の役に立ち、人として成長する」ことを重視している人はキャリア満足度・将来への期待感ともに高い

・就職・転職において「働きやすさ」に目が向きがちですが、キャリアへの現在の満足度・将来への期待感の観点からは、「働きがい」に着目した仕事選びが重要である

 

 


2021~22年入社のイマドキ新入社員の育成の鍵は「キャリアの見通し」と「自己効力感の醸成」

・新入社員の75%がジョブ型雇用を歓迎。希望する部署・職種で働けるかどうかが入社に影響

・テレワークは仕事がしやすいと感じる一方、約60%が対面でのコミュニケーションを求めている

・挑戦よりも失敗回避の傾向

 

【マネジメント】


74%の上司『コミュニケーションでどの程度踏み込んでいいか分からない...』

新入社員の受け入れに悩み


・新入社員の受け入れ準備として、上司の6割以上が「育成目標の設定」や「新入社員プロフィールの読み込み」を実施

・「指導スケジュールと個人の能力とバランス」や「仕事の完成度をどのくらいまでで合格とするか分からない」などの悩みも

 

1on1ミーティングを無駄にしない、確実にワークさせる方法とは


・1on1導入時に、上司の約84%が1on1に関する何らかのレクチャーを受けているものの、部下の39.0%は説明を受けることも無く1on1に臨んでいる。部下は1on1の場で何を話して良いのか分からず、対話が深まらない一因になっていると推察される。

・1on1で、上司は有効な場になっていると認識しているものの、部下は本音を言えていない実情が見て取れる。